急にコスモスが撮りたくなることってないですか? ワタシの場合は何年かに一度の頻度でやってくるのですが、その一度がどうやら今年だったみたいです。となれば、いつものように昼過ぎからぼちぼちと出掛けることになるのですが、問題はどこに向かって走るかなのです。県内を圏内に設定すると候補地もそれなりにあるのですが(西条市の天川棚田にはいつか行ってみたい!!)、松山市近郊でとなると選択肢もかなり狭くなるでしょうか。東温市見奈良のコスモス畑か浅海原のコスモス畑がパッと思いつくロケーションですが、最近だと松前町の恋泉畑にもコスモスが咲いているという話です。そして、この3つの候補地の中からワタシがチョイスしたのは、東温市見奈良のコスモス畑です。
15時56分。いつもの場所に車を停めて、コンデジ片手に状況視察。数年前に比べると区画自体が減っていましたが、咲いている区画では見頃撮りごろ。けれど、すぐさまハスラーにUターンしたのは、肌にあたる風が寒すぎるから。「まだちょっと撮りたい時間帯じゃないから、とりあえず待機で・・・」というわけで、温かい車の中で退屈な時間を過ごすこと約一時間。いやぁ、舐めてましたね。松山近郊だとはいえ、この時期に半袖だったのはワタシの選択ミスでしょうか。せめて車のトランクに薄手の上着を忍ばせておくべきだったのですが。
17時過ぎ。そろそろいい感じにカラーバランスが崩れてきたようです。いくら寒いとはいえ、撮りごろを逃すわけにはいきませんよね。助手席でまったりと和んでいるカエルさんを急かして、コスモス畑へと向かいましょうか。
三脚に望遠ズーム。今日のワタシはそんな気分です。そして、念のために2倍のエクステンダーもショルダーバッグに忍ばせます。夕暮れに映える秋桜の姿を思い思いに楽しむカップルや家族連れの後方から、画面いっぱいに映る秋桜を堪能しました。
カエルさんに預けていたRX100M3には、扱い方がわからないわりにセンス溢れる写真の数々。手渡す前にプログラムオートに設定していたのですが、なかなかに優秀ですよね。
「そろそろ帰ろうか。お腹減ったし、なによりトイレに行きたい。」
寒すぎて鼻水が垂れてきたオジサン
ということで、まだ数名ほど残っている薄暮のコスモス畑を後にしたワタシとカエルさんだったのですが、この後に更なる撮影会が始まるなんて、このときにはまだ知る由もなかったのでした(笑)