2015年、登り初め。皿ヶ峰は雪化粧。確か、花でも撮りに行こうと花きセンターを目指していたはずなのに、どうして雪山を登っているのでしょうか。カエルさんとふたり、なにやら場違いな服装で山登り。そりゃ、すれ違う人たちに奇妙な目で見られますよね。
白く染まった樹々。そう、東温市に入った途端、山が白く染まってるのを見てしまったものだから、それから進路がおかしくなってしまったんですよね。「イチバン上までクルマで行けたら歩こう。」カエルさんとそう約束して風穴を目指すと、なんの障害もなくスルスルと到着してしまいました。
樹氷はちょっぴり、あとは雪。期待してた青空も現れず、カエルさん二度目の雪山も残念な感じ。とはいえ、それが逆に妖しげな雰囲気を演出してて、こういうの、ワタシは好きですけどね。
今日は登山者が多かったのか、踏み固められた道はアイスバーン。ワタシはアイゼン装着してたからいいものの、カエルさんはちょっと不安げ。いつもの万能長靴に履き替えはしたのですが、たまにズザーっと滑ってましたね。本格的なものでなくていいから、アイゼンをもうワンセット買わなければ。
見上げてみると鹿の角。いや、珊瑚礁?樹氷も美しいですが、枝に積もった雪の風情も捨てたものではありません。このセクションは、ただただ見上げながら歩いていたいと思います。ただ、あんまりうっとりしすぎると、今夜は病院のベッドで寝るハメになりますが。
いつものベンチでひと休み。竜神平までの道程だと、中間地点ちょっと過ぎたくらいでしょうか。今日は時間の余裕があまりないので(確か、この時点でPM4時前だったハズ)、ここから引き返そうかと思った瞬間、カエルさんから待ったがかかりました。「森のフラダンサーが見たい!!」カエルさん、足元が不安なわりにはノリノリなんですけど・・・。
森のフラダンサー、雪を被りながら踊る踊る。誰が名付けたかは知らないけれど、ネーミングセンス抜群ですよね。もうこれ以外に呼びようがないじゃないですか。ただ、写真がショボいので、本来のフラダンス感が伝わってない・・・ですか?
さて、森のフラダンサーも見たことだし、そろそろ帰りましょうか。帰り道、東温市内の方角を眺めてみたら、無性にホットコーヒーが飲みたくなりました。「ドラえも〜ん、どこでもドア〜!!」
おまけのいちまい。枯れ紫陽花好きとしましては、撮らないわけにはいかないもので(笑