夜勤明け。快晴。日曜日でカエルさん休み。13時起床の奇跡。そんなキーワードが揃うとなると、カメラを積み込んで出掛けたくなる必然。そして、もうひとつの重要なキーワードが、「XF10-24mmF4 R OIS」。悩みに悩んで中古で購入したこのレンズが数日前に届いてしまったものだから、試し撮りに出掛けたくてしょうがなかったわけです。となれば、その広い画角を存分に味わえるロケーションがいいですよね。



クネクネと曲がる細い山道。どう考えても離合できそうにないそんな道を走って辿り着いたのは、壺神山の中腹に位置する樫谷棚田。ワタシの記憶が確かならば、ここを訪れるのは3回目。200枚超の棚田が織りなす曲線美は圧巻のひと言です。快晴の日曜日となればそれなりの人出を覚悟していたのですが、今回も貸し切りでありがたい誤算。わかりにくい場所にあるからか前述の細い山道が敬遠されるのかは定かではありませんが、他の棚田と比べると秘境感が高め。日が落ちる頃に3組ほどのカメラマンが来訪しましたが、全体的に静かな雰囲気で撮影できました。地理的に夕照の色が降りてこないことは残念ですが、早朝には雲海が広がるという噂ですよ。もしかしたら、人が集まる時間は早朝なのかもしれませんね。それにしても、棚田から空まで入る画角の広いこと。これはハーフNDが必須かもしれません。


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