1月2日はタモツ(中学時代の友人)とドライブ。ここ数年の定番ですね。というわけで(?)、マイントピア別子。あの・・・ほら、タモツが新居浜に住んでるってことで、これまではなるべく南予方面を攻めるようにしてたんですけど、さすがにもうネタ切れ。「そうそう毎回じゃこカツを食いには行けないでしょーがっ!!」「そんならどーする?」「じゃっ、東予方面でっ!!」ってことで、ダーツが突き刺さったのが別子銅山ってわけです。が、予想通りに寒い。いや、予想以上に寒かったですね。というか、雪ときどき猛吹雪。そんな中、せっかく来たのだからと付近を散策。
端出場貯鉱庫跡
もう、雰囲気バツグン。鉱石を貯める施設らしいのですが、『この壁の向こうには異形の何かが潜んでる』感がひしひしと。悪天候と相まって、凄まじいほどの異世界感。実際、この上あたりに登ろうとしてると、いきなり猛吹雪になってきてマジ怖かったです。「これ以上立ち入るなっ!!」とか言われてるみたいで・・・。
旧水力発電所跡
今回、イチバン見てみたかった場所。明治45年に完成して、当時としては東洋一の落差(596m)を利用して発電が行われていたらしいです。内部には、ドイツのシーメンス社製発電機、フォイト社製のペルトン水車などが、当時の姿のまま残されているそうです(例のPVでも見れますね)。残念ながら中には入れないし、柵の外から外観を眺めることしかできないのだけれど、その存在感は圧倒的(ちょっとローキーにしたせいもあるけど・・・)。廃墟マニアじゃなくても、写欲がフツフツと湧いてくるのでした。
第四通洞
坑道ですね。赤煉瓦の廃れ具合がスバラシイです。かなり奥の方まで続いてると思われるのですが、入り口で封鎖されていていました。こういうのを見ていると、トールキンの世界を想像してしまいませんか? 坑道の奥底には、ドワーフたちが住んでいて・・・みたいな(笑
泉寿亭に山茶花一輪
離れというかなんというか、住友企業の接待館でしょう。あまり興味はなかったけれど、冬のトーンに山茶花の彩は鮮やかですね。
後書き
結局、鉱山観光鉄道には乗らなかったので、中尾トンネルとか打除鉄橋(ピントラス橋)はよく見てません。春になって暖かくなったら、そのときにまた・・・ということで。え?も一回来るの??って、ホントは東平に行きたかったんですよね。東洋のマチュピチュというのがどんなものなのか、愛媛県民としては知っておかなければ、と。というより、ほら、このPVで見ちゃったから、興味津々っていうのもあってですね・・・。
って、結局、聖地巡礼じゃないか!!ってツッコミはさておき・・・3月まで東平ゾーンへの道が通行止めらしいんですよね。きっと、冬場は凍結やらなにやらでかなり危険なんでしょう。ということで、3月になればリベンジ確定。それまでに、どこをどう撮るかイメージトレーニングに勤しむことにしましょう。それにしても、新年早々リサーチ不足も甚だしい感じでしたねぇ・・・ある意味、安定の予定調和とも言えなくはないですけど(笑)
マイントピア別子、東平に行けなくてもけっこう楽しめますよ。奈々さんファンも、そうじゃない方も、みなさんぜひお越しください〜。