2月に入ってすぐの休日は、重信川河口の今出ヶ浜でまったりと。新年早々に訪れた際はあまりにも悲惨な天候に辟易したにも関わらず、予想外にドラマティックな夕景に出会えてなんだか複雑な気分になったわけですが、今日はいたって普通な夕景に巡り会いたいものです。

しかし、寒いですねぇ。前回みたいに雪が吹き荒ぶようなことはなさそうですが、手袋なしでは指が悴むのは今日も同じ。ほんのりと雪化粧な山の頂がそんな気持ちに拍車をかけて、早くも心が折れそうです。

水鳥との戯れのひととき。夕景狙いと言いつつ少し早めに出向いた理由がコレ。けれど、予想以上に水が少ないですね。石手川ダムの貯水率も右肩下がりで、一向に上向く気配もないと言ってましたね、確か。そういうわけで、水鳥はちゃんと居てくれているのですが、一面の水鏡の中で・・・などというワタシの願望は叶えられることはなかったのです。残念。

撮りすぎました。ぶらぶらと歩きながら気ままにシャッターをパシャリパシャリとやっていると、みるみるうちに減ってゆくバッテリーとSDカードの空き容量。そして、帰宅してからの取り込み作業とセレクト作業が大変なのは言わずもがな。実際、Lightroomの取り込み中にフリーズすることになるとは思いませんでしたが。

ホワイトバランスが崩れてくると、すべての風景がノスタルジックに見えてくるのが不思議です。先程までと同じ場所であるはずなのにそのように感じさせないのは、溢れ出る叙情の仕業でしょうか。

ワタシの背後にわらわらと人が増えてきて、いよいよ太陽が水平線へ沈みゆく時間。入り江の曲線を茜色に染めながらクジラの島の隣りへ静かに沈むその姿は、この時間にこの場所にいた人にだけ与えられたご褒美なのでしょうか。そして、だるま夕日の大盤振る舞いときたらもう。

太陽が沈んでひとしきり。ワタシの本番はここからです。残照の色がすべての風景を彩って、落ちる影は物語を語り始めるのでした。そしてワタシはまたひとり、辺りが真っ暗になるまでその物語と向き合うのですが、それは明らかに撮りすぎで・・・。

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