秋の終わりの三連休最終日。初日は西山興隆寺と金毘羅寺で空振り、二日目は休養日に充てたということで、ここまで満足に写真が撮れていません。となれば、さぞや気合が入っているかと思いきや、今年の紅葉の状態があまり良くないからか、最終日となってもそんなにテンションは上がっていないわけです。ということで、どちらかといえば今まで行きたくても行けなかった場所にでも行ってみようかという気分。もちろん、成果は期待せずに・・・です。

大洲市柚木にある如法寺。あいふぉんのメモ帳には、2011年1月1日に追加した記録があります。それから9年と10ヶ月。行く機会など星の数ほどあっただろうに、何故か行けずに今に至りますが、今日こそ10年弱の悲願が達成できそうです。愛車ハスラーにカメラと写欲を詰め込んで、さあ出発。おっと、寝ぼけ眼のカエルさんも忘れずに。

午前10時過ぎ、長いドライブの果てにやっと到着。先客は二組。どちらも立派なカメラを携えて、撮る気満々のようです。が、シャッター音がなかなか聞こえないのは、やはり思ったような風景ではないからでしょうか。「どこから来たん?」「松山から。初めて来たんですよ。」「ほうかね。でも、今年はあんまり綺麗じゃないねぇ。」と、赤鉢巻のレンズのおじちゃんと会話を交わしているうちに、続々と現れる来訪者。いや、カメラマンたち。状態が悪いとはいえ、初見のワタシたちには惹かれる風景です。境内やら参道やらを散策しながら、心のままにシャッターを切った2時間余りなのでした。



個人的に気に入ったのは、参道の景色。両脇のカエデの樹たちがいっせいに色づいたならば、かなりフォトジェニックな光景となるハズです。そして、散る景色もまたしかり。残念ながら今年は再訪できそうにないのですが、タイミングが合えば来年にでもまた・・・。


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