早朝の川口大橋。仕事でもないのに出勤ルートを辿っているのは、朝勤の出勤時にこの橋の上から見える景色がフォトジェニックだと感じていたから。昨夜、あまりにも早く寝付いてしまったせいで夜中に目が覚めてしまって、その後なかなか眠れなかったものだから、「ちょっと行ってみようか」となったわけです。




橋の中央に三脚をセットしてひとしきり。狙うのは水鳥たちが戯れる風景。いつもならもっと多いはずの水鳥たちが今日に限ってあまり見当たりません。少し肩透かしを食らった気分ですが、それでも撮る価値があると思えるようなこの風景。


ふと気がつけば、頭上に広がる雲の表情のなんと豊かなこと。慌てて広角ズームに付け替えて、この空を目一杯楽しむことにしたのです。


刻々と表情を変えゆくその風景。今度は山の陰から朝陽が姿を見せ始めました。水量たっぷりの水鏡は空の風景を映して感動的。となれば、ND1000を装着して鏡面に磨きをかけるのも当然の選択。この滑らかな質感、たまりませんね。

朝陽の主張が強くなってきて、いよいよ新しい一日の始まりです。背後では車の往来が多くなってきて、街が目覚める鼓動が聞こえるようです。ということで、ワタシはそろそろ撤収しましょうか。ここにきてやっと睡魔が到来したようで、家に帰ってひと眠り。。。



と思ったのですが、帰る前に少しだけ。今日はやっぱり水鳥が少なすぎましたよねぇ。このリベンジはまたいつか、忘れた頃にでも。