失意の蔵川棚田を後にして、すんなり松山へ帰ると思ったら大間違いなんですよね。「ちょっと宇和のほうへ走ってみようか?」とカエルさんに了承をいただく前に、ハスラーは南へと進路をとっていたのでした。もちろん、いつものように気まぐれドライブ。そして、そんな気まぐれが「当たる」こともままあるようで、今日はその気まぐれが当たった日。八幡浜経由で帰ろうと標識に従った結果、広大な田んぼの風景の中にやたらと大きいオブジェ的なモノを発見したのです。「停まる?」「どっちでも。」「じゃ、スルーで。」「あ、でも、こんなとこ滅多に来ないよね。」「OK!!」
ということで、一旦は通り過ぎたものの見事にUターンを決めて、やたらとデカいオブジェとご対面。藁で作られた親子のマンモス。カエルさんは象だと言って憚りませんが、誰がどう見てもマンモスでしょう。
ハスラーを停めた路肩から見たマンモスは、この長閑な風景に見事に溶け込む佇まい。ぼんやりと眺めているだけならなんの違和感もないようにさえ感じます。そして、ちょうど綺麗な虹が出ていたので記念に一枚。ただ、もう少しいい感じで撮れないものかと試行錯誤してみたのですが、そうこうしているうちに虹は消えてなくなってしまいました。
それにしても、このようなオブジェはいったい何のためにここにあるのでしょうね。ちょっと気になったので調べてみると、以下のような記事を見つけました。ワタシ同様に気になる方は一読ください。
いやぁ、そうですか。そういえば、Instagramのタイムラインでライトアップされたマンモスの姿を見たような気がしますが、もう10年以上前からここにいるとは知りませんでした。そして、藁の張替えは毎年実施されているとのことで、偏屈なワタシはどちらかといえばそっちのほうに興味をそそられるのでした。となれば、来年の春頃に再訪するということで、今回はすんなりと帰宅するとしましょうか。で、今日は少し疲れたので帰りも高速に乗っていいですかね?カエルさん??