あけましておめでとうございます。2026年が始まりましたね。とはいえ、シフト勤務のワタシは大晦日も元旦も仕事。おめでたい感覚も特になく、モンストの新春限定キャラを無事に確保できたことに安堵したくらい。そしてやってきた休日、昼食に雑煮を食してやっと正月気分を味わうのでした。あ、もちろん、雑煮の餅はあん餅というのは暗黙の了解。カエルさんとShowは決して真似しようとはしませんが。

さて、正月に当たった休日くらいはのんびりと家でくつろごうかと思ったのですが、気づけば立っていたのは重信川河口は今出ヶ浜。頃合いは夕方。いつもなら長玉を抱えたカメラマンたちが野鳥やら夕日やらを狙っているはずなのですが、今日はワタシたちの貸し切りの様子。ただ、それがラッキーだと喜んでいられない理由は、とんでもなく分厚い雲と強烈すぎる海風のダブルコンボ。そりゃあ、誰もいないわけです。

ほら、見てくださいよ。空を覆い尽くす分厚い雲。そして、ニット帽でさえ吹き飛ばされそうな強風はあっという間に体温を奪い取って、到着してまだ数分しか経っていないにも関わらずワタシの指は絶命寸前です。ただ、風景写真というものはこういった悪天候のときこそいい写真が撮れるのです。うん、撮れるはず。ほら、その証拠に天使の梯子がちらほらと。

神々しいですね。雲を突き抜けて降ってくるその光はまるで天啓のようで、この悪天候に関わらずこの場所に出向いたワタシたちへのプレゼントのようです。しかし、遥か遠く、伊方方面の稜線が滲んで見えるのは何故でしょう。それはまるで蜃気楼のように見えて幻想的です。

あのクジラのように見える島は猫の島として有名な青島ですね。「まさか〜、青島って長浜の沖にあるのに? あんなに大きく見えるわけないじゃん。」「いや、でもね、この場所からこの方角に見える島って青島しかないのよ。」そんな議論はGoogleマップでカエルさんを納得させてワタシの主張が正しいことを証明したのですが、ここでもやはりクジラの島が滲んで見えます。水蒸気? それとも、雪でも降ってるので光が屈折しているのでしょうか。

素敵なモチーフを見つけました。一本の枯木のシルエットがそこはかとなくいい味を醸し出しています。太陽の頑張り如何ではいい写真が撮れそうじゃないですか? と、そう意気込んだところで空から落ちてきたのが大粒の雪。いえ、落ちてきたというのは妥当な表現ではないですね。強風に乗って打ちつけてきたと言ったほうがピッタリかもしれません。か、帰りたい・・・

帰ったと思いましたか? ワタシだって何度も帰ろうかと思ったのですが、ニット帽の上からフードを被ってそのときが来るのを待っていたんですよ。だって、風景写真は悪天候なときほどいい写真が撮れるんですから。そしてやってきたシャッターチャンスは、ほんの少しの隙間が鮮やかなオレンジ色に染まる印象的な情景。それはもう感動的で、待った甲斐があったと思える神秘的な瞬間で。これはもう天啓、でしょうか。

隙間のオレンジ色に浮かぶクジラの島も神秘の光景。そして、最後の一枚は背後からこんな声を掛けられた後に。「夕日はもう終わったんですか?」だるま夕日を目当てにやってきたと思われる家族連れにワタシはひと言。「今し方。」

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