ひきとめられて

見上げては撮って、眺めては撮って。
そんなことを何回か繰り返した後に「さようなら」を告げるのだけれど、
やはりまた、見上げては撮って、眺めては撮って。
トチノキの樹の下、なかなか帰れないヤツがひとり。